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浄土宗と浄土宗のお仏壇のまつり方

浄土宗の歴史
南無阿弥陀仏
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知恩院
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円光大師(法然)
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浄土宗、浄土宗西山禅林寺派、西山浄土宗

宗祖法然は叔父の観覚のもとで仏教を学んだ後、比叡山東塔西谷功徳院の皇円のもとで出家する。しかし、当時の比叡山は僧侶たちが権力闘争に明け暮れる毎日だった。

そこで法然は比叡山の中でも真摯に仏道を求める僧侶が集う西塔の黒谷別所で慈眼房叡空に入門する。それから25年間仏道を追い求め、善導大師の「一心に阿弥陀仏の名をたたえて念仏を唱えれば極楽往生できる」という教えに触れ、浄土宗を開宗する。

この「念仏を唱えれば救われる」という教えはまたたく間に広まった。しかし、既成宗派から「伝統的な仏教を否定するもの」として弾圧を受け、法然は流罪になってしまう。後に許されるが、法然の死後、弟子たちによって浄土宗は更に広まっていった。
浄土宗の教育施設
仏教大学(京都)、大正大学(東京)、淑徳大学(千葉)
浄土宗の経典
観無量寿経、無量寿経、阿弥陀経。三つで「浄土三部経」と呼ばれる
浄土宗の教義
阿弥陀如来が西方十万億土のかなたにつくられた、浄らかな極楽浄土に往生することを説く教え。極楽浄土に往生し、そこで阿弥陀如来の説法を聞いて仏になる。

極楽浄土に往生するためには阿弥陀如来の救いを信じて「南無阿弥陀仏」と唱えることが大切だと法然上人は教えている。阿弥陀如来の救いを信じ、南無阿弥陀仏を唱えていると、心も体も清らかになり、人生を心豊かに生き抜き、死後浄土に生まれて仏さまになることができる。

浄土に生まれればいつまでも浄土にいられるが、仏さまとしてこの世に帰ってきて、まだ救われない人々を救うこともできるというのが浄土宗の教えである。
浄土宗のご本尊
阿弥陀如来
浄土宗の脇掛
(右)観世音菩薩と善導大師、(左)勢至菩薩と円光大師
浄土宗・日常のおつとめ
「南無阿弥陀仏」と唱える。
浄土宗の仏壇のまつり方
浄土宗のお仏壇のまつり方
中央にご本尊の阿弥陀如来を、向かって右に観世音菩薩、左に勢至菩薩をまつる。更に観世音菩薩の隣に、唐の善導大師を、勢至大師の隣には円光大師をまつる。

仏壇の大きさなどによっては観世音菩薩と勢至菩薩は省略されます。また、仏壇か厨子の前に戸張を垂らすこともある。

※地域や仏壇の大きさによってまつり方が違う場合がありますので、正しくは菩提寺にお聞きください。
浄土宗公式サイト
http://www.jodo.or.jp/

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