●東京都指定伝統工芸品●

東京都指定伝統工芸品マーク  伝統工芸とは、伝統的な技法によって芸術的な工作品を製作すること。熟練した労働者(職人)がカンタンな道具や機械を利用して製作する小規模なものがほとんどである。このような伝統工芸品は、百年以上にわたって私達の日常生活用品として親しまれてきた。しかし、近年の生活様式の変化や科学技術の進展の中で、忘れがちなものとなってきている。

 このため、伝統工芸品産業の重要性を考え、国においては昭和49年に「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」を制定し、東京都も昭和56年に「東京都伝統工芸品産業振興対策要綱」を定めた。

 東京都伝統工芸品とは、

(1)製造工程の主要部分が手工業的であること
(2)伝統的(概ね百年以上)な技術・技法により作られていること
(3)伝統的に使用されてきた原材料により作られていること
(4)都内に一定数(四企業以上)が、その製造を行っていること


以上の4項目に合致し、都知事が指定した工芸品のことである。

東京仏壇もこの指定要件に合致しており、東京都伝統工芸品として指定を受けている。

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